活動・業務報告
道具は自分で創るもの!ゴルフクラブが「魔法の杖」に変わる職人の知恵
2026-05-01
現場の「使いやすさ」を形にするDIY精神
道路に線を引く際、欠かせないのが「打ち棒」と呼ばれる道具です。墨出し(下書き)のポイントを確認したり、施工中の目印にしたりと、職人の手足となって活躍します。今回の動画でご紹介するのは、なんと「使わなくなったゴルフクラブ」を改造して作られた自作の打ち棒!五寸釘と絶縁テープを組み合わせたこの道具には、現場を知り尽くしたプロならではのこだわりが詰まっています。
自作の道具が「最高の結果」を生む理由
なぜ既製品ではなく、あえて手作りにこだわるのか。そこにある深い理由を解説します。
・ゴルフクラブが持つ「究極の操作性」
ゴルフクラブは、もともと「軽量かつ高剛性」で、適度なしなりと握りやすいグリップを備えています。一日中手に持って作業をする職人にとって、この絶妙なバランスはまさに理想的。市販の棒よりも疲れにくく、狙ったポイントを正確に指し示すことができる「魔法の杖」へと生まれ変わるのです。絶縁テープで丁寧に補強されたその姿は、長年現場を支えてきた相棒としての風格さえ漂います。
・五寸釘に込められた「実用性」
先端に取り付けられた五寸釘。これは単なる飾りではなく、路面にしっかりと印を付けたり、細かな微調整を行ったりするための重要なパーツです。釘の出具合や角度など、自分の使い勝手に合わせて1ミリ単位でカスタマイズできるのが手作りの強み。既製品に自分を合わせるのではなく、道具を自分に合わせる。これこそが、一流の職人への第一歩です。
・道具を大切にする心が、仕事の質を高める
「使わなくなったものを再利用し、より良いものへ作り替える」。この工夫する姿勢は、実際の施工現場でも大きな力となります。限られた条件の中でどうすれば最高の結果が出せるか。道具を自作し、大切に手入れして使う習慣がある人は、現場でのイレギュラーにも柔軟に対応できる「現場力」が備わっています。一本の打ち棒を大切にする心は、そのまま道路の安全を守る誠実な仕事へと繋がっています。
専門用語紹介
【打ち棒(うちぼう)】
墨出し(ラインを引く前の下書き)の際に、ポイントを指し示したり、糸を張る際の支点にしたりする多目的ツールです。職人ごとに好みが分かれる、非常にパーソナルな道具です。
【墨出し(すみだし)】
設計図通りにラインを引くため、路面にチョークや糸を使って下書きをする工程です。ここでの正確さがすべての仕上がりを決定づけるため、打ち棒の役割は極めて重要です。
「知恵」を絞り、自分だけの「武器」を持つ喜び
「どうすればもっと楽に、もっと綺麗に仕事ができるか?」そんな小さな気づきを大切にするのが日本道路システム流。先輩たちが長年培ってきたこうした「現場の知恵」は、教科書には載っていない一生モノの財産です。未経験の方でも、まずは道具の名前を覚えるところから始まり、やがては自分専用の道具を自作する楽しさを味わえるようになります。あなたのアイデアで、現場をもっと面白く、もっと安全に変えてみませんか。
社員による関連動画:【求人】新城市 区画線 打ち棒!使わなくなったゴルフクラブ、五寸釘、絶縁テープで手作り!
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